料亭オーダー

 

料理店での特注作品を集めてみました。

料理屋 仁 『白檀塗乾漆半月皿』(芦屋)

開店当時から毎年1〜2回家族でお邪魔させて頂いています。中でも息子が特にこちらのファンです。半月皿は緑壇塗の銘々皿がありましたが、大きさや色味などご主人からご指定頂き白檀塗で製作しました。

日本料理店 老松喜多川 『根来塗り高台皿』(大阪)

試作の段階から割とすんなりご主人との打ち合わせで決まりましたが、これまであまりやってこなかった根来塗りを一から研究する良い機会となり、自身の塗りの新しい一面を発見しました。

日本料理店 老松喜多川 『合わせ蛤皿』(大阪)

5つも試作を作り直しました。ご主人の熱情は御料理だけで無く、器の形、お客さんに向かうお皿の角度、隅々にわたるまで繊細な世界を構築されており、その意気込みや気迫は私の新たな製作意欲を掻き立ててくださいました。

割烹 松弥 『麻葉入り一閑張り折敷』(大阪)

8人がけのカウンター席のみの、ご主人こだわりのお店です。この折敷がどのようにご主人のお料理とコラボしているのか、一度拝見したいです。

割烹 松弥 『手彫りスプーン』(大阪)

試作も数種類作りました。持ち手を華奢なほど細くしてほしいというご主人のご依頼でした。柄の後部に紐を巻いたデザインです。

料理店の店主が、大きさ、形、色にこだわって、注文して頂いたものを記載しています。まだ多数あったのですが、写真を撮っていませんので。割愛させて頂き、最近の物を記載しています。